玄米を浸しても、にごらない水

玄米を炊く数時間前には

お米を研いで、水に浸しておきます。

そうすることで発芽が促されます。
身体がミネラル分を吸収するのを阻害させるとも言われる『フィチン酸』や『アブシジン酸』と呼ばれる玄米の毒性を緩和させる、と言われているためです。

天日干し

発芽させるためには、数時間では足りないという見方もありますね。

でも最近のお米って、昔ながらの天日乾燥ではなくて、機械で高温乾燥している、いわゆる『生きたお米』は少ないとも聞きます。なので、『生きていないお米』は長く水に浸しても、きっと発芽しないんでしょうね。販売店に聞かなければ、自分が食べている玄米がどちらで乾燥されたものかがわからりませんが、『天日干し』ってで~んと明示しているものは、値段が高い!とすると、きっと書いてないものは、機械乾燥もの、なんでしょうね・・。

それはさておき、とにかく玄米を水に浸して炊いたほうがやわらかくて美味しく感じることもあって、浸水させてますが、長い時間浸せば浸すほど炊く前には水がにごってきます。

その濁った水って、捨てますか?それともそのまま炊飯に使う?

わたしは、お米を浸した水には玄米の何らかの養分が出ているような気がして、捨てるのが躊躇われ、そのまま使っています。

余談ですが、一物全体を考えると、水に流れ出た養分もお米の一部。それもいただきたいものです。なので、お料理教室では浸水させずに洗ったお米はすぐに炊くように、と習ったものです。今ではたま~に、浸水させずに炊く程度になりましたが。

浸水させてお米を炊くようになったとはいえ、浸して”濁った”水をつかうのも気がすすまないんですよね。そこで長時間浸水はしないようにして、炊いてます。せいぜい5時間程度。長くて一晩。ときどき、朝お米を研いで水に浸しておいても、夜ご飯の予定がかわって、まる1日以上浸してしまうこともありますが、そのときは浸した水はかなり濁っているので、その濁った水はさすがに捨てて水を入れ替えて炊きましたが・・。

ところが。
先日のトピックにも出した、ゼオライトでつくった水で浸してみたら。

水が濁っていなかったんです。まるで、新しいお水をいれたままのよう。そういええば商品説明には、天然鉱物のゼオライトは、化学合成物質を吸着・排出する働きがあるとかで、そのゼオライトを入れた容器に入れたままの水は腐らないとも書いてあります。

浄化作用を発揮するためなのかどうか、とにかく気分がいいもの。そのせいもあってか、炊いたご飯はこころなしか美味しさがUPしているような・・・。ははは、気のせいかな。

今回は、浸水時間は5時間程度(常温)だったので、今度は一日以上、玄米をゼオライト水で浸水させて、水がどのくらい濁るかを試してみようと思います。

コメント