朝、焼き立てのパンを食べるために・・・
冷凍の”ready to bake”のものを買ってきて、焼いて食べるという選択肢もありますが・・・。
もう一つに、パンづくりしたときに、多めに捏ねて冷凍しておくという方法があります。それが『生地の冷凍』です。冷凍生地は一次発酵済みのものを冷凍しておくので、当日の朝2時間半くらい前に室温に出して解凍するか、前日夜に冷凍庫から冷蔵庫に移動させて戻し、翌朝『成形』と『二次発酵』をさせて焼き上げます。
以前夏に、冷凍生地を室温で解凍して戻したときには、中まで解凍するのに３時間ちょっとくらいかかったような覚えが・・・。なので冬の時期には、前日夜から冷蔵庫に戻して、必要に応じて室温で戻したほうが良いみたいです。いずれにしてもちょっと時間はかかりますので、モーニング、よりもブランチに登場となりますね・・。
先日、くるみとレーズンのベーグルをつくった時に、実は別に250gを捏ねて、一次発酵させた後軽くガス抜きして丸めたものを、冷凍しておきました。乾燥しないように、ビニール袋にぴたっと入れて冷凍庫の中へ。
この日は、室温が17度くらいでしたが、キッチンに置いておいたらキッチンは20度くらい。約1時間半ほどで、１.5倍ほどに膨らみました。天然酵母の白神こだま酵母を使ったので、イースト菌よりも発酵にも長めに時間がかかるようです。
ちょっとオレンジに見えるぷつぷつしたものが、オレンジピール。甘く煮込んだオレンジピールを一緒に混ぜ捏ねておきました。このまま成形してオレンジピールのベーグルにしても良いし、ナッツを入れたりチョコチップやキャロブチップなどを芯に入れて成形しても美味しいだろうなぁと、想像はどんどん膨らみます・・・。
オレンジピールは、ノーワックスの無農薬オレンジなどの柑橘系を買ったときに、薄く皮をむいて、2倍に煮詰めたりんごジュースで煮込んだものを事前に準備しておくと、パン作りもスムーズに進みます！柑橘類の美味しいこの時期にぜひ作っておきたフィリングですね！
朝、自分で作った焼き立てパンを食べる機会はなかなかありませんが、ちょっとした仕込みの手間で、美味しいブランチを楽めますよ！
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