ヨガ上達の過程で、必ず迷い込む場所

ヨガを続けていると「もっと上手にポーズをとりたい。」

そんな思いにかられるものです。
「どうしたら、レッスンで会うあの人みたいにうまくポーズがとれるんだろう?」
「あの先生みたいに、キレイにポーズをとってみたい。」

そう思うことはヨガに限らず、何かを学んでいく上で必ず沸き起こる欲望とも言え、それがあるからこそ進化が生まれるのでしょうね。

比べることで見える、自分の弱点、そして、違い。

自分がうまく取れないポーズは特に、他の人と比べてしまうものです。
上手なあの人や、先生をじっくり観察してみる。
うまくポーズをとるコツについての話を聞いてみたり、自分の身体の癖を見てもらうかもしれません。

そこで気づかされるのが、違い。
うまく取れない理由の1つに、意識を向けている場所が違っていること。
使う筋肉の方「向き」が違っていたりすることだってあります。
言われて向きを変えることで、少し身体が変わります。

でも。それでも変わらないときに、変えられないものがそこにあることにも気づかされます。
それは、自分がもっている身体の構造、といったら言い過ぎでしょうか。
その違いが、柔軟性や可動域の違いにつながっています。だからうまくできないんだと。

身体という小宇宙を旅する時。

そのガイド役を務めてくれるのが、ヨガ解剖学の存在です。
それぞれのポーズは、どの身体のパーツを使っているのかを知ることは大事です。
どの筋肉をどちら方面に動かすことで、より可動域が広がるのかがわかるから。
開かない方に無理に力をかけても怪我をするだけ。
怪我をしないようにポーズを深めるためにも、身体そのものの成り立ちや制限、可能性を探ることがとても大切になります。

そんな上達への旅には、この一冊!
『レスリー・カミノフのヨガアナトミー』です。
この一冊でかなり専門的なところまで、ヨガポーズについての解剖学をマスターできます。

店長が指導者養成講座を受講していたころは、ヨガ解剖学の書籍といえば、英語のものばかりでした。
なので、英語のヨガ関係の解剖学の本で、上達のためにどう動かすことが大切かを研究したのを覚えています。
今はこうした、ヨガ解剖学の決定版が和訳され、すぐに手に入るようになったんですね。
すごく有難いことだな~と、痛感しています。

ちなみに著者のレスリー・カミノフさんは、2019年のJadeYogaカレンダーにも登場していましたね。
詳しくはこちらを参照ください

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