身体の弱い人には、ヨガは向いてますか?

『アイアンガーヨガ』の創始者、B.K.S. アイアンガー氏は、小さいころ。

なんと身体が弱く、余命3~4年と医師にも見放された過去があった、ということをご存知でしょうか。

この方です。(↓YouTube)

しながやかにヨガを凛とこなす、強靭なアイアンガー氏が、かつては病弱な少年だったなんて、ちょっと信じられませんか?でも氏は、ヨガやよき師に出会い、練習に練習をかさねる中で、身体と心は鍛えられ、病弱な身体を克服したといいます。

そして、やがてはこの『アイアンガーヨガ』を編み出していったという氏の生き様は、積み重ねることで身体も心も変わるということ。そして何ごともあきらめないことの大切さを、改めて感じさせてくれます。

個人的には、アイアンガーヨガこそ、身体の弱い人にぴったりなヨガだと感じています。

なぜなら、ヨガの基本をとにかくしっかり練習していくヨガだということが一つ。アライメントをしっかり体感しながら練習していくので、ケガをしにくいなかで、少しずつ身体を変えていく作業を行っているんです。

それから、昨日もお話したように、プロップスとよばれる補助道具をつかって、弱い部分を補佐しながらヨガの効果を高める練習が進められるということ。

すごく地味な練習の繰り返しなだけに、人によっては「もっと違うポーズを学びたい!」ともどかしく思うこともあるかもしれません。が、まずは基本のアライメントの習得をアイアンガーヨガでは大切にします。だからこそ!身体の弱いひとや体力のない人にも、無理なく練習が続けられるんですね!

カラダへの惜しみない意識と気づき、そして、正しい姿勢からヨガの効果を最大限享受できるとの評判が高い、アイアンガーヨガをもっと知りたいときには。

書籍 “アイアンガーヨガ基本と実践 “がおススメです。

コメント