“ヨガの力”はいろんなところに派生していますが。

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ヨガによって子供たちの未来にまで前向きな『変化』が起こるとしたら・・。

そんな試みを行っているのが、6月のジェイドカレンダーで紹介されている、Newark Yoga Movementという慈善団体です。このNewark Yoga Movementは、アメリカ東海岸のニュージャージー州のニューアークという都市で活動している団体になりますが、創始者のDebby Kaminskyさんによると、ニューアーク市の高卒率は州のなかでも明らかに低く(2013年の統計で、ニュージャージー州全体の87.5%に対し、ニューアークでは67.7%)それをどうにか改善したいという思いがあったと言います。くわしくは、JADEのfacebookもご覧くださいね。

でもなぜニューアーク市では、そんなに高卒率が低いんだろう・・。

と素朴な疑問が沸き起こりました。そこで調べてみてわかったのが、このニューアークは、犯罪発生率の高さがアメリカでも1,2位を争うくらい高い都市で、住民にはアフリカン・アメリカンやヒスパニック系の貧困層が多く、人々の平均所得が全米平均の30%程度という治安の悪さでも有名な場所なんですね・・。

『貧困が貧困を産む。』

そんなネガティブなスパイラルを断ち切るには、子供たちへの適切な教育や啓蒙活動が不可欠です。そこでDebbyさんをはじめとしたNewark Yoga Movementの活動が脚光を浴びるわけですね。現在では20700人以上の子供たちが彼らのヨガセッションを通じて、自尊心や自己制御力を高めて、厳しい社会を生き抜くまさに『基礎体力』を培っています。ちなみに子供たちの”自己制御力”の大切さについて、こんな資料もみつけました。(幼児の自己制御の発達及び文化的特徴との関連)

余談ですが、Newark Yoga Movementは、アメリカの501(c)(3)ステータスを得て活動を続けています。501(c)(3)ステータスを得ると寄付金の控除団体(NPO)となると、NPO 自身が税の減免措置を受けられるだけでなく、NPOに寄付する個人/法人の寄付金が税控除の対象になります。日本でも今後アメリカのように、NPO法人への減免措置枠がもっともっと広がることが期待されます。