大好きな場所、それは本屋さんです。

待ち合わせにも、ちょっと立ち寄るだけでも。

本屋さん

本屋さんには不思議と、心を満たしてくれる力が。

今話題の本の表紙の推薦文を読んだり、自分の興味のある分野の本をちらっと立ち読みしたり。本のタイトルを眺めてゆっくりとぶらぶらするだけでも、知的好奇心が満たされるのでしょうね、心落ち着く大好きな場所です。

実は、ここ何年間で本屋さんで買った本は数えるほど。

他の読みたい本はほとんどすべて、図書館で借りたり友人・知人に借りたりして、何度も読み返したり手元に置いておきたいよほど欲しい!と思った本だけを購入するようになりました。

でも20代~30代のころは、ちょっと興味がある本はすべて買う派でした。

とはいえ、買った本をすべて読み切って血肉にしていたか?というとそうでもなくて、タイトルに惹かれて買った本でも、そのときの関心ごとにうまく合致しないと、結局途中で読むのをやめてしまったものや、買ったことで満足して結局読まずに本棚で眠っている本も、たくさんありました。

そんなことをしているうちに、本棚があふれかえってしまい・・。

新しく買いこんだ本が入らなくて、本棚の横の床に積み上げるようになりました。収納のためにもう一つ大き目の本棚を設置しようかとも思ったものですが、狭い家にはそんなスペースもなく。同時に心の空きスペースも少なくなっているようで、ある時「もう読まないな」という本を処分することにしたんです。

古本屋に持ちこんだものや友人にプレゼントしたもの、それから寄贈したりして、かなりの冊数を減らすことに成功しましたが、まだまだ本減らしは続けねば・・。

その一方で、手元に残したい本も。

その一つが昨日、心が凹んだ時に気づきを与えてくれる本としてご紹介した『徳川家康』です。この本は26巻すべて持っています。最近はずいぶん読んでなかった本なのでまた読み始めようと思っています。家康の小さいころの「竹千代時代」の両親・お家・家臣たちのいろいろな感情が、そのころの弱小なお家事情と相まって、胸が締め付けられる思いです・・・。

買わないことが多いけど。それでも今日も本屋さんに立ち寄ってしまいます。

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