自分を幸せにするもの

2016年に入って、本棚に眠っていた1冊の本に目がとまりました。

心の豊かさを求めて

それがこの”シンプルな豊かさ(SimpleAbundance)”です。

この本は1日1ストーリーずつシンプルな豊かさについての著者サラさんの助言がつづられているものです。

今日1/10のサラの助言は「石に刻まれる日まで」

サブメッセージには『死ぬ瞬間』の著者でも有名なエリザベス・キューブラー・ロスの言葉がありました・・・。

地上での時間が限られており、しかもいつその時間が終わるか知るすべがないことをわきまえ、理解したときに、わたしたちはあと1日しか残っていないかのように、毎日を最大限に充実させて生きはじめる。

以前もこの日の助言は読んでいたはずなのですが、心に入ってこなかったんですね。でも今日は違った。これを読んだときにすごく腑に落ちたんです。どんな”つまらない”と感じる何もない1日であっても、幸せに包まれているという当たり前のことを体感したんです。
自分が仮に突然死んでしまったとして。でも1日だけ『生き戻せる』機会を得たとしたら、どんなことさえもいとおしいものになり得るんだなぁということを・・。

自分の命はいつか尽きるから、毎日を大切に生きよう

たとえば、築年数がたっていろいろ故障が出てきているこの家だって、寝心地がイマイチと文句の1つも言いたくなる枕だって・・。それから毎朝家族が入れるコーヒーの香りや炊きたての玄米ごはんの甘さとか、そんな平凡な毎日の1つ1つにこそ『シンプルな心の豊かさ』が潜んでいるんですね。

そんなとっても身近な、高価なものではないけどじわっと温かい『幸せ』に包まれている毎日が、わたしにも、誰にでもあるんだということを思い出させてくれ、そしてまた改めて、人生って、命って有限なんだなと思った1月の朝でした。

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